パートナーが繊細で、ＨＳＰかもしれない。
すごく好きだけど、時々関わり方が少し難しくて疲れるなあ・・
でもパートナーとうまくやっていきたいなあ・・
このように思ったことはありませんか？
この記事では、
- そもそもＨＳＰとは？
- HSP彼女の特徴とは？
- HSP彼女とうまくいくための対処法とは？
この3つをお話していきます。
こんな方におすすめ
- ＨＳＰ彼女の特徴と、なぜその行動をとるのかが理解したい方
- 今後パートナーとうまくやっていきたい方
この記事を書いている私はＨＳＰ歴３０年でして、昔から恋愛がとても苦手でした。
私も初めはパートナーを困惑させてしまった過去がありますが、自分のＨＳＰという特徴を理解してもらうために2人で沢山試行錯誤してきました。
その体験談を交えながら、お話していきます。
この記事を読み終わった頃には、HSP彼女を理解してうまくいく方法が分かっていますよ^^
１.そもそもHSPとは？
HSPとは、Highly Sensitive Person（ハイリー・センシティブ・パーソン）の略で
一般の方に比べて、周囲の刺激に敏感で繊細、感受性が豊かな気質を持っている特徴があります。
日本では現在、約5人に1人がHSPと言われています。
HSPはあくまで「気質」なので、ネガティブなことではなく、気質を理解した上で
うまく付き合っていくことが重要です。
２.HSP彼女の特徴とは？
まずHSP彼女の特徴５つを見ていきましょう。
気を遣いすぎる
HSPの特徴として、周りの人の表情や、気分、雰囲気など
自分を取り巻く環境にいつも気を張り巡らせています。
パートナーと付き合ったばかりだと、まだ相手のことが分からないので色々情報交換したり、
いろいろな場所に出かけたりしますよね。
それがHSPにとっては、気を遣うことになり、それが重なるとすぐに疲れてしまいます。
落ち込みやすい
人に気を遣い、周囲の目線を気にして生きているHSPは
人からの評価にも敏感です。冗談でも傷つくことを言われたときは、ずっと気にしてしまいます。
また生真面目な人も多いHSPは、自分に厳しい人も多く
自分の決めたことなどを達成できなかったときには、自分を責めてしまい落ち込んでしまうこともあります。
0か100思考である
先ほども伝えた通り、人の評価を気にしがちで、自分にも厳しいHSPは
【まあいっか～！】と物事をあまり深く考えないということが難しく
ついつい、【なぜこうなのだろう？】と原因を追究し深く考えがちです。
ですので、間をとることが苦手で、0か100で物事を考えることが多いです。
だから、「もう少しラフに考えられたらな・・」「適当になりたいな・・」と悩むHSPも多いのです
すぐに疲れてしまう
HSPの特徴は、周りの環境や刺激に敏感です。
つまり、楽しいことも、ネガティブなことも含め全て刺激になるのです。
ですので、予定がぎっちり詰まったような楽しいデートでも、夕方くらいにはぐったりすることも多いです。
ただそれを相手に見せてしまうと、「楽しくないかな？」と気を遣わせてしまうかも・・
と思い、本音を隠して疲れていないふりをすることも。
自分の意見を積極的に言わない
HSPは、周囲に気を遣う人が多く、自分が話すよりも、聞き役に回ることが多いです。
それは、【人はそもそも話を聞くよりも、話したい生き物】ということを理解しているので
自分の欲求よりも、人の欲求を優先して人の話を聞いてあげよう！とする人が多いのです。
ですので、自分の意見がないから積極的に発言しないのではなく、周りの人の気持ちを優先させて、あえて自分の意見を言わない。このような人も多いです。
そして、HSPは共感力が高すぎて、これを言ったら傷つけてしまうかも？と本音を言えないことが多いです。
３.HSP彼女とのおつきあいに疲れる・・そんなときの対処法とは？
このように、HSP彼女には色々な特徴があり、
お付き合いしている中で少し疲れるなあ・・と思うことが多いかもしれません。
ですがあくまでもHSPは気質なので、特徴を理解した上でそれに合った対処法を知れば
2人が心地よくお付き合いしていくことが十分可能です。
刺激量の少ないデートをしてみる
楽しいことも、ネガティブなことも全部刺激に感じるＨＳＰはすぐに疲れ切ってしまうため、
毎週外でデートしているようであれば、たまにはインドアデートなどをしてＨＳＰ彼女が疲れ切らないような工夫をしてみるのもおススメです。
１人きりの時間を作ってあげる
HSPは、日々沢山の情報処理を頭の中でしているので、どこかで休む時間が無いとパンクしていまいます。
そして１人で、自分だけに集中できる空間で休む必要があるのです。
何をそんなに情報処理するの？と非HSPの方にはあまり想像つかないと思いますが、
例えば私の場合だと、いつも頭の中で、色々な方向から物事のリスクを考えている感じ。
ですのでいつも頭の中は考え事でパンパン。自分の中で整理する時間が必要です。それも、誰かと一緒だと休んだことにならない。
だからこそ、自分だけに集中できる空間で休むことで心身ともに回復できるのです。
「がんばりすぎなくていいんだよ」と声をかけてあげる
人の期待に応えよう！と知らず知らずのうちに頑張りすぎていることが多いので、
「頑張りすぎなくていいんだよ」と声をかけてもらえると、とても気持ちが楽になり余裕が出てくるのです。
そうなると、自分でいっぱいいっぱいだったのが、人にも目を向けられるようになるので
パートナーのことも気遣えるようになります。
２人で一緒にいるときも休憩時間を作る
HSPの彼女が人の顔色を気にしすぎて疲れ果ててしまわないように
２人で過ごしていても、あえてお互い話さず静かに過ごす時間を作ってみてもいいかもしれません。
同じ部屋にいるのならば、別々のことをしたり、
デートに行っているのならば、少し話さない時間を作って、ただぼーとっする時間を作ってみる。
それだけでもHSPにとっては、相手に集中しすぎなくて済むので、だいぶ心が休まる時間になります。
人といる時間をうまく調整できると、疲れすぎずに済むんだよ
定期的に２人の関係性について話し合う
これを言ったら傷つくかな？と、自分から本音を言うのが難しい人も多いのがHSP。
お互い本音を言う環境を作るために
定期的に２人の関係性について話し合う時間を作ってみるのがオススメ。
これは私の体験談ですが、我が家では月１夫婦会議の時間を作っています。お題も毎回決めていて、
-
相手に感謝していること
-
自分が良くできたと思うこと
-
２人の関係性で、ここを直したら更に良くなること
この３つを紙にお互い書いて、見せ合って会議をしています。
場所も、自宅ではなくカフェなどがおススメ。家だと誘惑が多いので、夫婦会議に集中するために場所を変えると良いですよ。
この時間があるおかげで、2人の関係性について、共通認識がきちんとできます。
そうなると、どちらか一方だけが不満をため込んでいて、２人の関係性が知らぬ間に悪くなっているということを防ぐことができます。
筆者の考えになりますが、夫婦でも、パートナーでも、「話し合う」ということが本当に大切だと思っています。
これもただ話し合うのではなく、相手を傷つけないように細心の注意を払いながら、自分の本音を伝える。そうして２人の関係性を良くしていく。
ここがとても大切だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
HSP彼女の特徴は様々で、普通の感覚とは少し違っていることも多いため、少々疲れると感じることも多いですよね。
ですが、
- ＨＳＰは特徴の一つで悪いことではない
- 繊細で傷つきやすい一面もあるが、共感性が高く相手を思いやることも得意
こういったポジティブな面もあります。
パートナーとの考えの違いをネガティブに捉えすぎず、
お互いそういった一面があるんだね！と受け入れ合うことができる関係性になれることを願っています。